「ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣 」が刷り部数だと思いますが10万部を突破したそうですね。
(少し前に新聞で見かけました)
ベストセラーの範疇に入ると思いますが、アマゾンのレビュー評価や感想を見ると散々な書き込みが多いですね。
そういうのを目にするにつけ、本を出すというのもたいへんだな、と思います。
たしかに書かれてあることはシンプルで、
管理人なりにまとめてしまうと
「ファーストクラスに乗るような立場になっても品格を持ち、どんな人に対しても丁寧に思いやりをもって接することができる人ばかりです」
ということになるのかなと思います。
この本の活かし方は、実際に自分がファーストクラスにいる人間となったことをイメージして、どのように振舞うべきか、自分のまわりにはどのような人がいるのか、と感じ取ることだと思いました。
管理人が興味を持ったのは、顔相に関する部分です。
著者(美月あきこさん)の親戚が医師をしていて、患者さんの死期を顔相によってあてることがよくあったようです、
そういったことから著者も人の顔に小さいころから興味を持つようになり、なんとなく顔相で見えるものがあるようなのです。
もちろん美月さん以外にも、人の顔からある程度のことを読み取る方は世の中にたくさんいるのでしょう。
そういった方々からして、自分の顔はどのように見えるのだろうか、と思ってしまいました。
あとは書かれているなかで、以下の文章が特に勉強になりました。
ファーストクラスのお客様から、こんなことを教えていただきました。
「第一の矢は受けても、第二の矢は受けないように」
これも、メモした言葉が残っているから書けることですが、仏教の教えだそうです。
たとえば、デパートのバーゲンセールで足を踏まれたとしましょう。「痛い」と感じるのが、第一の矢です。
その後、踏んだ人を睨みつけて「何!」「イライラする!」と怒るのが、第二の矢です。普段の生活では、憤りを感じることも多いでしょう。怒りの感覚を触発されても、余計な感情を起こさないことが「第二の矢を受けない」という意味だそうです。(168-169P)
管理人も、たまにイライラを感じてしまうことがあります。
そんなとき、この「第二の矢を受けないように」という言葉を思い出せるようになるといいなと思っています。