いま読んでいる本に東郷平八郎さんについて書かれているところがありました。
日露戦争でバルチック艦隊を破り、勝利に導いた連合艦隊司令長官だった方ですね。
(私が習った時は日露戦争はドローだったと教科書などに書かれていたような気がしますが
先日NHKの歴史番組でも日露戦争は日本の勝利と放送していました)
いろいろ勉強になりますが、管理人は東郷平八郎さんがとても丁寧な言葉遣いをする人だったというエピソードが印象に残りました。
こうしたやりとりを二時間半ほどしたあげく、東郷さんは「では撃沈します」と言ったのです。彼は日ごろから非常に丁寧な言葉遣いをする人でした。部下に対しても「止まれ」はなく「止まってください」というほどの人です。ですから「撃沈します」と丁寧に言って撃沈してしまった。そして沈んだところから・・・
(歴史に学ぶリーダーの研究77p)
以前の日本の軍リーダー層というとなんだか偉ぶったイメージもありますが、
やはりそういうことでは人はついてこなかったのかも知れませんね。
戦争を賛歌するのは愚かしいことですが、以前は時代背景が異なっていたのだと思います。
そういったことを勘案しながら、現代に引き合わせて考えながら読んでいくといろいろな発見や気付きがあって面白いです。
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