朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」、私は原作の本も読みながら、見ております。

昭和初期の地方の街のいい雰囲気が描かれていますね。

感想として思ったのは、
「のんびりとしていていい感じだけれども、
いまだって、負けず劣らずいい時代のはず」
ということです。

映画のオールウェイズなどもそうですが、過ぎ去った時代のいい部分のみを抽出して懐かしむと
見えなくなってしまうものもあると思います。

ゲゲゲの女房も第二次世界大戦へと入っていく時代ですし、
苦しいこと、やるせないことはたくさんあったはずです。

だから暗い時代だったというわけではなく、それと比較して現代をつまらない時代、
つらい時代だと見るのは間違いだということです。

いまももちろん大変なこと、つらいことはあるでしょう。
しかし、いいところももの凄くたくさんあるはずです。

たとえば何十年か後に、この2010年前後を古き良き時代として描くドラマや映画、小説などが出てきてもおかしくはありません。
そういったときにどのような時代として描写されるのか、それは私たち一人一人の生き様にかかっているのではないかと思います。

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