NHK朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」の原作本を読みました。
最初のほうの安来や境港のあたりの情景描写のところが、管理人山陰地方に行ったことがないこともあるのでしょうか、頭の中でイメージをつくっていくのに若干苦労しましたが、その後はスムーズに面白く読ませていただきました。
貸本マンガ家をしていた水木しげるさんと結婚した著者ですが、
東京に移ってきてびっくりします。
儲かる職業だと聞いていたのに、それは違っていたのです。
しかし、極貧といっていいような生活の中でも必死にマンガを書き続ける夫の姿に著者は感動します。
机にむかってひたむきに書く
その背中に鬼気迫るものを感じ、声をかけるのもはばかられることもあったそうです。
出来上がったマンガを夫の代わりに届けに行くと、約束の半分のお金しかもらうことができなかったりと本当にいろいろなことがあるのですが、みなさんご存知のように水木しげるさんはその後に大成功をおさめていきます。
旦那さんの努力を見て、自分の肌で感じ取り
現状がどんなに大変でも彼のことを信じるに到った過程というのが本当に感動的だと思いました。