3年前位のカンブリア宮殿で、小林製薬の社長さんが出ていらっしゃっいました。
小林製薬は面白いネーミングや製品でたくさんのヒット商品を出している会社です。
その対談インタビューのなかで、司会の村上龍さんが非常に面白いことをおっしゃっていました。
アイデアをどうやって出していけばいいのか、面白い商品はどうすればできるのか、といった話の流れだったのですが
「面白くもおかしくもないんですけど、一生懸命考えたやつが勝ちなんですよね」
と言われ、小林豊社長も
「もうまさにその通りですね」
と答えていらっしゃいました。
小林製薬では、「どろどろ開発をやれ」といっているそうですよ。
スマートに、キレイにつくろうとしてもいいものはできないようです。
古い工場に附属していた研究所だったときのほうが面白いものができたそうです。
新しいキレイな研究所になったとたんに商品が出来なくなったとおっしゃっていました。
面白いものですね。